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サーバー・ドメイン・SSL(インフラ基礎)
10秒でわかる!要点まとめ
- サイトが表示されるのは「ドメイン」「サーバー」「証明書」の3点セットが揃っているから
- 契約者と支払い者が誰かを把握していないと、公開日にサイトが上がらない
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更新切れは事故の定番。ドメインとSSLの有効期限は、必ずカレンダーに入れる
1. 概要:Webサイトが「動く場所」を用意する
インフラ基礎とは、Webサイトを公開・運用するために必要な、ドメイン(住所)、サーバー(土地・建物)、SSL証明書(安全性の証明)の3要素を理解し、手配・設定・管理を進行する業務です。 ディレクターが自分でサーバーを構築する必要はありませんが、「誰が契約していて、いつ切れて、どこを触れば切り替わるのか」を把握していないと、公開当日に手が止まります。DNSの切り替えには反映までの時間がかかるため、当日の思いつきでは対応できない領域でもあります。
2. なぜ重要なのか:一番地味で、一番よく事故る
インフラは普段まったく意識されませんが、事故ると被害が最大になります。よくある事故は次のようなものです。
- ドメインの更新を忘れ、ある朝サイトが消える。しかも契約者が退職済みで、誰も管理画面に入れない
- SSL証明書の期限が切れ、ブラウザに「保護されていない通信」と大きく警告が出る
- リニューアル公開日にDNSを切り替えたが、反映に時間がかかり、しばらく旧サイトと新サイトが混在する
- 新サイトの必要スペックを確認しておらず、公開後にアクセス集中で落ちる
いずれも技術的に高度な話ではなく、確認漏れで起きるものです。だからこそディレクターの管理領域です。
3. 実務のポイント:着手時と公開前に確認する項目
- 契約情報の棚卸し(着手時):ドメインの登録会社と契約者名義、サーバーの契約プランと管理画面のログイン方法、SSLの発行元と有効期限。「クライアント名義か、前の制作会社名義か」は必ず確認します。前任者名義のままだと、切り替えに交渉が必要になります。
- 要件に合うスペックか(設計時):想定アクセス数、必要なPHP/データベースのバージョン、SSL必須かどうか、メール送信の要否。CMSやフレームワークの動作要件と突き合わせます。
- 公開手順書をつくる(公開前):DNS切り替え、証明書の適用、リダイレクト設定、旧サイトの扱い、切り戻し手順を時系列で書きます。公開は原則、週明けや連休前を避けます。問題が起きたときに対応できる人がいる日を選びます。
- 有効期限の管理(運用):ドメインとSSLの期限をカレンダーに登録し、自動更新の設定と支払い方法(クレジットカードの有効期限含む)も確認します。
4. スキルアップのヒント:自分のドメインを1つ取ってみる
年間1,000円程度で独自ドメインが取得できます。実際に自分で契約し、レンタルサーバーを借り、DNSを設定して、SSLを有効にしてみてください。この一連を一度自分の手でやると、エンジニアの説明が一気に理解できるようになります。 また、公開済みサイトのSSL証明書の詳細(ブラウザの鍵アイコンから確認できます)を覗いて、発行元と有効期限を読む癖をつけると、クライアントからの相談にもその場で答えられるようになります。