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CLI型AIエージェント
10秒でわかる!要点まとめ
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チャットに貼って戻す作業が消える。AIが直接ファイルを読み書きするので、自分が伝書鳩でなくなる
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強力なぶん、消す・上書きするも実行できる。作業場所を先に決めるのが安全策
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フォルダの置き方が、そのままAIへの無言の指示書になる
1. 概要:ファイルを直接扱うタイプのAI
CLI型のAIエージェントとは、ターミナルから起動し、指定したフォルダのファイルを直接読み書きしながら作業を進めるタイプのAIツールです。Claude Code などがこれにあたります。
対話型のチャットとの違いは、受け渡しの手間がないことです。チャット型では「ファイルを開いてコピーし、貼り付けて、返ってきたものを貼り戻す」という往復が発生します。この往復が消えると、扱える仕事の量が変わります。
ディレクション実務では、コードだけでなく、議事録の整形、資料の横断チェック、複数ファイルの表記ゆれ検出、リンク切れの確認といった作業に効きます。
2. なぜ重要なのか:自分が伝書鳩になっていることに気づけない
チャット型のAIを使い込むほど、「AIに渡すために情報を整える作業」「AIの回答を実物に反映する作業」が増えていきます。気づくと、自分が人とAIの間の伝書鳩になっています。
ファイルを直接扱えるようになると、この往復がなくなります。同時に、指示の出し方が変わります。「この文章を直して」ではなく「このフォルダの資料を横断して、表記ゆれを見つけて直して」という粒度で頼めるようになります。
3. 実務のポイント:作業場所と、触らせないものを先に決める
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編集する場所と、受け渡す場所を分ける:どのフォルダで作業し、どこが完成品の置き場かを着手前に決めます。両方を正本にしないこと。
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バージョン管理を前に置く:ファイルを直接書き換えられるということは、間違いも直接反映されるということです。Gitのようなバージョン管理下で作業していれば、いつでも戻せます。「念のためコピーを作る」より確実で、正本が増えません。
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触らせないものを明示する:認証情報のファイル、個人情報を含むフォルダは、設定で機械的にブロックし、かつ理由を文章で書いておきます。設定だけだと迂回されうるし、文章だけだと守られません。両方要ります。
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フォルダ構成が指示書になる:どこに何を置くかが、そのままAIの判断材料になります。整理されていないフォルダは、指示が曖昧なのと同じです。共通のルールは1か所に置き、案件ごとの事情は案件フォルダに置く、という分け方が基本になります。
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同期フォルダで並行処理をしない:クラウド同期されるフォルダで、重い処理を同時に走らせると、ファイルが壊れることがあります。処理は1本ずつ流し、終わったら機械的に検証します。
4. スキルアップのヒント:判断が要らない仕事から渡す
最初に渡すべきは、正解が1つしかない仕事です。目次の生成、リンク切れのチェック、表記ゆれの洗い出し、ファイル名の一括整形。ここは丸ごと任せて構いません。
逆に、文脈の判断・取捨選択・意思決定は渡さないこと。渡しても、こちらが持っている前提を再度説明する手間のほうが大きくなります。「大量に読んで、少しだけ返す」形の作業が、いちばん費用対効果が高い使い方です。
DiSAのnoteでは、複数プロジェクトをまたいで運用するためのフォルダ設計や、コストを抑える使い分けについて継続的に検証記事を出しています。