ディレクション辞書

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任せ方(自立支援)

項目番号 149 / 最終更新 2026-09-20

10秒でわかる!要点まとめ


1. 概要

任せ方とは、作業を渡すことではなく、どこまでを相手が判断してよいかを決めて渡すことです。

「指示待ちだ」と感じるとき、多くの場合は相手の姿勢ではなく、判断してよい範囲が伝わっていないことが原因です。範囲が分からなければ、確認するしかありません。確認が増えると「指示待ち」に見えます。


2. なぜ重要なのか

任せられない状態は、本人ではなく任せる側のコストとして跳ね返ります。

  起きること
短期 自分で持ったほうが速い。実際に速い
中期 自分の手が塞がり、ディレクションの時間が消える
長期 メンバーが育たず、次も自分がやることになる

短期の判断としては「自分でやる」が常に正しく見えるのが厄介なところです。中長期のコストが見えないまま、毎回正しい判断をして詰んでいきます。


3. 実務のポイント

渡すのは作業ではなく判断の範囲

「これをやっておいて」ではなく、次の3つをセットで伝えます。

  1. ゴール:何が達成されれば完了か
  2. 判断してよい範囲:ここまでは自分で決めてよい
  3. 必ず相談する条件:予算が動く/納期が動く/クライアントに影響が出る

3つ目があると、相手は安心して2つ目を使えます。

失敗の許容範囲を先に決める

任せる以上、こちらの期待どおりにはなりません。どこまでのズレなら許容するかを自分の中で先に決めておくと、口を出す回数が減ります。

苦手をオープンにする

任せる側が「何でもできるリーダー」であろうとすると、弱みを見せられず、結果として何も渡せなくなります。 自分の苦手や手一杯の状況を先に伝えることが、信頼関係と適切な任せ方の第一歩になります。


4. スキルアップのヒント


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