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任せ方(自立支援)
10秒でわかる!要点まとめ
- 指示待ちのメンバーへの指示出しは、そのまま自分の負荷になる
- 「自分がやったほうが早い」を続けると、永遠に自分がやり続けることになる
- 任せるとは丸投げではない。判断の範囲を渡すこと
1. 概要
任せ方とは、作業を渡すことではなく、どこまでを相手が判断してよいかを決めて渡すことです。
「指示待ちだ」と感じるとき、多くの場合は相手の姿勢ではなく、判断してよい範囲が伝わっていないことが原因です。範囲が分からなければ、確認するしかありません。確認が増えると「指示待ち」に見えます。
2. なぜ重要なのか
任せられない状態は、本人ではなく任せる側のコストとして跳ね返ります。
| 起きること | |
|---|---|
| 短期 | 自分で持ったほうが速い。実際に速い |
| 中期 | 自分の手が塞がり、ディレクションの時間が消える |
| 長期 | メンバーが育たず、次も自分がやることになる |
短期の判断としては「自分でやる」が常に正しく見えるのが厄介なところです。中長期のコストが見えないまま、毎回正しい判断をして詰んでいきます。
3. 実務のポイント
渡すのは作業ではなく判断の範囲
「これをやっておいて」ではなく、次の3つをセットで伝えます。
- ゴール:何が達成されれば完了か
- 判断してよい範囲:ここまでは自分で決めてよい
- 必ず相談する条件:予算が動く/納期が動く/クライアントに影響が出る
3つ目があると、相手は安心して2つ目を使えます。
失敗の許容範囲を先に決める
任せる以上、こちらの期待どおりにはなりません。どこまでのズレなら許容するかを自分の中で先に決めておくと、口を出す回数が減ります。
苦手をオープンにする
任せる側が「何でもできるリーダー」であろうとすると、弱みを見せられず、結果として何も渡せなくなります。 自分の苦手や手一杯の状況を先に伝えることが、信頼関係と適切な任せ方の第一歩になります。
4. スキルアップのヒント
- いま自分が持っている作業を書き出し、「渡せない理由」を1つずつ言語化してみる。多くは「説明が面倒」で、それは1回で終わるコストです
- 次に依頼するとき、「必ず相談する条件」を1行足してみる。それだけで確認の往復が減ります
- 相手に「どこまで自分で決めていいと思っている?」と聞いてみる。認識のズレが見えます
関連
- チーム・組織 相談相手の設計
- hidane氏(映像クリエイター兼イラストレーター)note
- 「自分でやる方が早い」はディレクション適性の欠如でなく入り口のサイン
- ディレクションは正解の提示でなく各人の力が一番出る方向を見つけること
- 指示に必要なのは上から目線でなく作り手経験に基づく想像の解像度
- 元記事: https://note.com/hidane_nico/n/n706142037fb5/DiSAの紹介: https://note.com/disa_pr/n/na20640560534
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