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情報の置き場設計

項目番号 150 / 最終更新 2026-09-20

10秒でわかる!要点まとめ


1. 概要

情報の置き場設計とは、案件で発生する情報を「どこに」「どの粒度で」置くかを決めて、必要なときに引き出せる状態を保つことです。

ディレクションの仕事が複雑に見える原因の多くは、業務量ではなく「情報の置き場所」と「処理の順序」が整理されていないことにあります。同じ情報がチャット・議事録・タスク管理・メール・口頭に散らばると、探す時間と、探し損ねたことによる手戻りが常時発生します。


2. なぜ重要なのか

情報の分散は、静かにコストを増やします。

症状 実際に起きていること
「あれどこだっけ」が多い 置き場が決まっていない
人によって書く量が違う 粒度が定義されていない
引き継ぎに時間がかかる 記録が本人の頭の中にある
決まったはずのことが蒸し返される 決定が記録されていない(→ 意思決定の記録

とくに引き継ぎで効きます。 情報が整理されていないチームでは、担当交代のたびに同じ説明が繰り返されます(→ 担当交代時の品質担保)。


3. 実務のポイント

6つのステップで扱う

情報は、次の順序で処理します。どこで止まっているかを特定できるのがこの型の利点です。

  1. 収集 — 入ってきた情報を受け取る
  2. 整理 — 案件・種類ごとに分ける
  3. 優先順位付け — いま扱うものと後回しを分ける
  4. 共有 — 関係者に渡す
  5. 確認 — 相手が受け取ったことを確かめる
  6. アーカイブ — 後から引ける形にする

「共有されているのに確認されていない」なら、④→⑤の仕組みに問題があります。 送っただけで伝わったことにしない。

調べたら、まとめて、共有して、フィードバックをもらう

分からないことを確認して終わりにしないこと。調べる → (強引にでも)まとめる → 共有する → フィードバックをもらうを繰り返すと、情報が個人の中から組織に出ます。まとめた時点では粗くて構いません。

置き場は減らす

ツールを足すと分散します。「これはここにしか置かない」を種類ごとに1つ決めるほうが、高機能なツールを増やすより効きます。


4. スキルアップのヒント


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